持続可能な
ホテル経営のために
#勝手にSDGs
持続可能な ホテル経営のために
もし訪れた旅先が、期待していた美しい自然ではなかったら。野生動物が棲まない荒れた森しかなかったら。伝統も文化もない、活気のない街だったら……。豊かで多様な自然が広がり、かけがえのない文化が息づく土地。国内、海外問わず、その魅力を、価値を、星野リゾートはホテル運営という活動を通じて、守り、受け継ぎ、進化させていきたいと考えています。
地域の風土を守りながら、地域に暮らす方々とともに、「日本の伝統や文化を活かしたおもてなしで旅を楽しくする」。私たちはこの活動を、企業の事業活動を通して社会の課題を解決する「CSV経営」として実践しています。
この考えは星野リゾートが本格的に環境経営に取り組み始めた1990年代から一貫しており、近年、社会的に関心が高まっているSDGsが誕生する前から、環境に配慮した建築やフードロスの削減、伝統文化・工芸の継承、エコツーリズムの推進、二酸化炭素(CO2)やプラスチックごみの削減など、さまざまな活動に取り組んできました。現在では、SDGsを「CSV経営を推進するためのフレームワーク」として捉え、各施設のユニークな取り組みを「勝手にSDGs」と題してご紹介していきます。