いつまでもゴミを
出しつづけないために
#脱プラ
いつまでもゴミを 出しつづけないために
客室にチェックインしたら、当然のように用意されているお水のペットボトル。星野リゾートは、「その光景を無くしていくべきだ」と考えています。焼却によるCO2排出や、海洋プラスチック問題など、プラスチックが環境に与える影響が注目されています。星野リゾートでは、限られた資源を有効活用し、ゴミを少なくするために「脱プラスチック」に着手しました。
まず、業界では当たり前のサービスとなっていたペットボトルのミネラルウォーターの提供は、2019年に廃止する取り組みを開始し、2021年には国内全施設で取り組みが完了いたしました。パブリックエリアにウォーターサーバーを設置し、お部屋にはオリジナルタンブラーをご用意。2021年には全施設に導入が完了し、500mlペットボトルを約100万本(2019年)を削減。また、シャンプーやボディーソープなどのバスアメニティは、国内全施設で個包装式からボトルポンプ式に変更することで、年間約62トンのプラスチックごみを減らすことができました。
国内の全施設では、ボトルポンプを活用しています。
さらに、星野リゾートの脱プラをするうえでの大きな挑戦が、歯ブラシのリサイクルでした。年間100万本以上も廃棄される使用済み歯ブラシを回収し再資源化することで、プラスチックの資源循環を推進。リサイクルを担うパートナー企業と資源化の仕組みを構築し、2022年には国内すべての宿泊施設に導入が完了しました。