お知らせ

古きを活かし 新たな息吹をデザインする

伝統的な技法を用いて希少な素材を蘇らせ、貴重な意匠を残しながら、現代に合わせた快適性を加えて設計しました。滞在を通して、日本の美意識を再発見することができます。

100年前を残す

100年前、この地には明治時代創業の旅館がありました。星のや京都は、現代では再現できない技術や希少な素材が使われたその建築物を引き継いでいます。

価値を高めて蘇らせる

設計を手掛けたのは建築家の東利恵氏。かつての意匠を単に修復して蘇らせるだけでなく、星のやらしさのある高級旅館として、これまでにない新しい空間をつくりだしました。

材に命を吹き込む作業

客室の柱や天井板などには京都の職人たちによって「洗い」という技法が施されています。この技法により、くすみや汚れが取り除かれ、落ち着いた美しさを纏って蘇るのです。

時を超えて同じ景色を

客室に設えられた特注の「畳ソファ」は、かつての日本人の生活そのままに、正座の低い目線から見える景色が、最も美しくなるように設計されています。

伝統技法が生み出す豊かさ

寝室の壁に選んだのは「京唐紙」。京都に二つしかない老舗の一つ「京からかみ丸二」が手掛けます。印刷では出せない独特の風合いが客室の表情を豊かにします。