ご当地サポーター
【2024年版】日光・奥日光・鬼怒川・湯西川、冬のおすすめ観光スポット

日光エリアの冬は、気温が低く寒いからこその観光スポットが多くあります。「日光東照宮」がある標高600mの日光市街地は、カラッとして積雪量も少なめですが、氷点下になる日も多くあります。奥日光は標高1,200m以上となるので、寒さが厳しく積雪も多くなるため、冬ならではの大自然の素晴らしい景色や体験が楽しめます。鬼怒川温泉、川治温泉エリアは積雪も少なく、日帰り入浴や冬のイベントがおすすめ。積雪が多い湯西川温泉では、かまくら祭りが有名です。

※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、営業時間の変更や休業の場合があります。お出かけの際は事前にご確認ください。

雪景色に映える、荘厳美麗な佇まい

徳川家光の廟所(びょうしょ/墓所)である国宝「大猷院」。入り口の「仁王門」から本殿のある「拝殿・相の間・本殿」まで、130段の階段をのぼっていくにつれ門の彫刻などが豪華になっていきます。「拝殿・相の間・本殿」は3つの間が連なった「権現(ごんげん)造り」という構造。たくさんの金彩が使われていることから「金閣殿」とも呼ばれ、中に入ることができる貴重な場所です。
「日光東照宮」にある祖父「家康」の廟所より華やかにならないようにと、金と黒を使った重厚な建物はどれも技巧が凝らされ、見どころが多く雪景色とよくマッチします。
冬にこそゆっくりとフォトスポットを探して訪れてみてはいかがでしょうか。

ご当地サポーターコメント
「日光東照宮」とはまた違った雰囲気でおすすめです。荘厳な佇まいに、圧倒されます。
日光山輪王寺
  • URLhttp://rinnoji.or.jp/
  • 住所栃木県日光市山内2300 MAP
  • アクセスJR日光駅・東武鉄道東武日光駅から車で約10分
  • バスアクセスJR日光駅・東武鉄道東武日光駅からバス乗車、「神橋」下車徒歩約5分
  • 営業時間4~10月8:00〜17:00、11~3月8:00〜16:00(最終受付は30分前)
  • 入場料三仏堂券 大人400円、小中学生200円
    大猷院券 大人550円、小中学生250円
    宝物殿・逍遥園券 大人300円、小中学生100円 ※セット券の販売あり
  • TEL0288-54-0531
  • 駐車場有料

人気の観光農園で、旬のいちご狩り体験

栃木県は「とちおとめ」に代表される日本一のいちごの生産地。日光エリアでは観光農園「日光ストロベリーパーク」でいちご狩り(食べ放題)ができます。いちご狩り用に2種類のハウスがあり、立っていちごを摘める高設栽培と、かがんで摘む土耕栽培を行っているので、ベビーカーや車いすの方でも大丈夫。数種類の品種を育てているので、行くタイミングで味わいが異なるのも楽しみです。冬の寒さと日光山麓のきれいな水が、甘さに程よく酸味のあるいちごになっているので、たっぷり食べてみましょう。

ご当地サポーターコメント
観光スポットが近くにたくさんあるので気軽に寄ることができます。練乳が無料ですが、必要ないほど甘くおいしいいちごです!
日光ストロベリーパーク
  • URLhttp://www.nikkoichigo.com/
  • 住所栃木県日光市芹沼3581 MAP
  • アクセス東武鉄道下今市駅より車で約7分
  • 営業時間2023年12月2日(土)~2024年5月下旬
    10:00~16:00(受付は15:30まで)
  • 定休日火曜(祝日の場合は営業)
  • 入場料いちご狩り(30分食べ放題・予約優先)大人(小学生以上)2,200円、小人(3才~小学生未満)1,600円、3歳未満無料
    ※料金は季節によって異なる
  • TEL0288-22-0615
  • 駐車場無料

冬の大自然が生み出す「氷瀑」は必見

日本三大名瀑の一つであり、日光の滝を代表する華厳の滝は、冬になると「氷瀑」として有名です。中禅寺湖から流れ落ちる滝は100m近い高さがあり、氷点下の日々が続く中、水しぶきまで凍り付いた景観は圧巻です。華厳の滝を間近に見上げる観瀑台までは、エレベーター(往復570円)で行くことができます。

ご当地サポーターコメント
冬の華厳の滝は、氷の美しさも楽しめます。淡い水色の氷と、激しく落ちる瀑布はなかなか見応えがあります。
華厳の滝
  • URLhttp://www.nikko-kankou.org/spot/5/
  • 住所栃木県日光市中宮祠 MAP
  • バスアクセスJR・東武日光駅より東武バス中禅寺温泉行き乗車約50分、「中禅寺温泉」下車徒歩約5分
  • 営業時間3月~11月 8:00~17:00
    12月~2月 9:00~16:30 ※季節・気象状況により時間変更あり
  • 入場料エレベーター料金(往復):大人(中学生以上)570円 小学生340円 小学生未満無料
  • TEL0288-55-0030(華厳滝エレベーター)
  • 駐車場有料

透き通るように青い湖面と雪景色が魅せる絶景

奥日光の入り口にある中禅寺湖。奥日光の冬を楽しみに出かける起点となります。海抜1,200mを超える位置にある湖は、周囲の日光連山や男体山が雪景色となり、冬の青空を映して素晴らしい景観に。ただ、氷点下の気温なので、足元まで十分防寒して行くようにしましょう。

ご当地サポーターコメント
隠れた冬の観光スポットとなっているのが中禅寺立木観音前の歌が浜駐車場の湖畔の「しぶき氷」です。気温が低く風が強い日が続くと、氷が大きく成長し幻想的な造形を形作ります。
中禅寺湖
  • URLhttp://www.nikko-kankou.org/spot/12/
  • 住所栃木県日光市中宮祠 MAP
  • バスアクセスJR・東武日光駅より東武バス中禅寺温泉行き乗車約50分、「中禅寺温泉」下車徒歩すぐ
  • TEL0288-22-1525(日光市観光協会)
  • 駐車場有料

スノーシューを履いて原生林の中を散策

冬、気軽にアウトドアを楽しむのに適しているのがスノーシュー。パウダースノーの奥日光は、コースも多くおすすめです。他の季節では入れない原生林の中を歩いたり、休みたいところで休めるのも魅力。装備レンタルやガイドをつけて、初心者からベテランまで楽しめます。圧倒的な自然を楽しみに行きましょう。
国立公園日光湯元ビジターセンターでは、2~4時間くらいのスノーシューコースを紹介しているので、立ち寄って情報を得るのもおすすめです。

ご当地サポーターコメント
スノーシューは初心者の方も簡単に履き、歩けます。さらさら、ふわふわの初雪の上を歩きながら、奥日光の自然が楽しめます。
日光湯元ビジターセンター
  • URLhttp://www.nikkoyumoto-vc.com/hiking/winter.html
  • 住所栃木県日光市湯元 MAP
  • アクセスJR日光駅・東武鉄道東武日光駅から車で約45分
  • バスアクセスJR日光駅・東武鉄道東武日光駅からバス乗車、「湯元温泉」下車徒歩約3分
  • 営業時間9:00~16:30
    ※時期によって異なる
  • 定休日4〜11月 無休
    12・1月 平日
    2・3月 水曜
  • 入場料無料
    ※イベント参加の場合は別途参加料等が必要
  • TEL0288-62-2321
  • 駐車場無料

多彩なイルミネーションで世界の建造物をライトアップ

世界の建造物や世界遺産を25分の1のスケールで再現されている「東武ワールドスクウェア」。102点の建物がイルミネーションでライトアップされ、昼間とは全く違う光景となります。ライトアップ期間は毎年11月から3月初旬。
広場には、東武(102)という名前にちなんだ102mの光のトンネルを2つ設置しするほか、昨年からは台湾のランタンも点灯しています。

※2023-2024年のイルミネーションの開催はございません。

▼ナイトミュージアム「世界の夜あそび」(イルミネーション)
期間:2022年12月3日~2023年1月29日の土・日・祝および年末年始の一部日程
時間:16:30~19:00 ※最終入園は閉園の30分前まで
料金:大人(中学生以上)1,500円、小人(4才~小学生)1,000円 ※日中のチケットを持っている場合は無料
備考:詳細はhttps://www.tobuws.co.jp/new/event/#Event185で要確認

ご当地サポーターコメント
イルミネーションに浮かび上がる夜の風景まで楽しめるのは冬期だけ!昼と夜で楽しさ倍増です。
東武ワールドスクウェア
  • URLhttp://www.tobuws.co.jp/
  • 住所栃木県日光市鬼怒川温泉大原209-1 MAP
  • アクセス東武鉄道鬼怒川温泉駅より日光江戸村行きバス乗車約5分、「東武ワールドスクウェア」下車すぐ
  • 営業時間夏期(3月20日~11月30日)9:00~17:00
    冬期(12月1日~3月19日)9:30~16:00
  • 定休日無休
  • 入場料大人2,800円、小人1,400円
  • TEL0288-77-1055
  • 駐車場有料

幻想的な銀世界と様々なかまくらを堪能

日本夜景遺産に選ばれている「湯西川温泉かまくら祭」。「平家の里」としても知られている湯西川温泉の河川敷にミニかまくらが並び、ローソクが灯ります。雪景色に浮かびあがるたくさんの灯りが幻想的で、多くの人が訪れる人気スポットです。雪の滑り台や実際に入れる大きなかまくらなどもあって、温泉郷が賑わいます。

▼湯西川温泉かまくら祭
URL:http://www.nikko-kankou.org/event/1210/
会場:湯西川温泉特設会場(数カ所)
開催期間:2024年1月26日(金)~2月25日(日)
河川敷ミニかまくら点灯日時:期間中の金・土・日曜17:30〜21:00
料金:平家の里(1日利用券)大人510円、小・中学生250円
   湯西川水の郷スノーパーク 大人1,000円、子供500円
   その他会場 無料
TEL:0288-22-1525(日光市観光協会)

ご当地サポーターコメント
日中は家族みんなで楽しめる賑やかな雰囲気。夜は雪景色の中でゆらめくミニかまくらの灯りが、とても幻想的です。

例年積雪が見込まれ、氷点下になり路面凍結が生じる日光・奥日光・鬼怒川エリア。冬季通行止めになっている道路もあるので、ルートの事前確認を行ってください。スタッドレスタイヤの装着が安心です。
また、冬場のアクセスには電車やバスなどの公共交通機関を使うこともおすすめです。

冬季の道路交通止め情報などは、下記のサイトを参考にすると便利です。
https://twitter.com/TochigikenD

観光を楽しんた後は、温泉宿でくつろぎのひとときはいかがでしょうか。星野リゾートの温泉ブランド「界」は、栃木県内で3軒の旅館を運営しています。里山の風情豊かな「界 川治」、とちぎ民藝を散りばめた「界 鬼怒川」、中禅寺湖の絶景を望む「界 日光」。ぜひお気に入りの宿をみつけてください。

渓流沿いの露天風呂に浸かり、里山の知恵を体験する

「里山工房」では大豆を石臼を挽くきなこ作り(無料)や、和紙の手漉き体験(無料)が楽しめる
「里山工房」では大豆を石臼を挽くきなこ作り(無料)や、和紙の手漉き体験(無料)が楽しめる

都内から電車で2時間半、川治温泉郷にある里山風情ただよう温泉旅館です。男女各2か所の露天風呂では渓流のせせらぎの音を聞きながら、贅沢な湯浴みを堪能できます。
「界 川治」では里山の日常生活に根付いた知恵を楽しめます。敷地内には水車小屋があり、仕組みを見学できます。館内では、石臼で挽くきな粉づくり(無料)や紙漉き(無料)などの体験も。客室は、栃木県鹿沼地方で栽培されている麻を使用した「野州麻紙の間」をご用意。麻紙の温もりに包まれた空間でくつろぎのひとときを過ごせます。
お食事は、猪肉のジビエ料理など、里山を感じさせる会席料理をお楽しみください。

界 川治

モダンな温泉宿で、とちぎ民藝に親しむ

毎晩開催の「益子焼ナイト」(無料)では、「益子焼マイスター」が器の楽しみ方を楽しく紹介
毎晩開催の「益子焼ナイト」(無料)では、「益子焼マイスター」が器の楽しみ方を楽しく紹介

鬼怒川温泉駅から車で約5分。鬼怒川渓流に面した小高い丘の上に佇む温泉旅館です。スロープカーで辿り着くエントランスホールには、益子焼でできた水琴窟からの柔らかく澄んだ音がこだまします。館内のいたるところで、栃木の伝統工芸品「益子焼」「黒羽藍染」「大谷石」が使われており、民藝に縁の深い土地ならではのおもてなしが感じられます。
中庭に面した露天風呂では、四季折々の美しい景色を眺めながら湯浴みを楽しめます。客室は、全室が「とちぎ民藝の間」となっており、伝統工芸を散りばめた空間でくつろぎのひとときを過ごせます。
お食事は、約800℃に熱した焼き石を使ってお客様の目の前で料理を仕上げる「龍神会席」をご用意。ダイナミックな味わいをご堪能ください。

界 鬼怒川

中禅寺湖の絶景を望む温泉で、日光の文化に触れる

客室は全室が60㎡以上のゆとりのある贅沢な造り。ほぼ全ての部屋から中禅寺湖と男体山を望むことができる
客室は全室が60㎡以上のゆとりのある贅沢な造り。ほぼ全ての部屋から中禅寺湖と男体山を望むことができる

日光駅からバスで約40分。奥日光の入り口に位置し、中禅寺湖のほとりに佇む温泉旅館。中禅寺湖は標高約1,300mと日本一標高の高い湖として知られ、夏でも約 20℃と過ごしやすいことから、避暑地として親しまれてきました。
界 日光は3,000坪の敷地に33室だけのゆとりある贅を尽くした造り。日光東照宮をはじめとする社寺を中心に発展した建具「鹿沼組子」を客室やロビーに取り入れています。温泉は、アルカリ性の単純泉。体に優しく、長湯をしても疲れにくいので、何度も温泉を楽しめます。お食事は「日光湯波」を華やかな日光彫の器に盛り付けた会席料理をお召し上がりいただけます。
滞在を通じて、美しい景観を楽しみながら、日光の地が育んだ雅で華やかな文化に触れることができます。

界 日光
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