ご当地サポーター
観光の合間に立ち寄れる日光周辺のおすすめ日帰り温泉

観光の合間に立ち寄れる日光周辺のおすすめ日帰り温泉

日帰り温泉を楽しめるスポットが点在している日光は、観光地の中でも人気の高い温泉地。旅先で温泉に浸るというのも旅の楽しみのひとつです。

日光駅よりバスで約20分。いろは坂手前にある「やしおの湯」は、日光市が運営している温泉施設です。肌がつるつるになると評判の温泉。泉質は無色透明のアルカリ性単純温泉なので、高齢の方からお子様まで安心して入浴できます。

大浴場は低温サウナがあり、男湯には水風呂、女湯には泡風呂が設けられています。
目の前には手入れされた庭が広がっており、温泉に浸かりながら庭園を望むなど、解放的な気分で大浴場を満喫できます。

施設内には食事処やマッサージ店、休憩所があり、市営で入館料も安く気軽に活用できるのが魅力です。駐車場(77台)も併設しているので、車で立ち寄るのも便利です。

露天風呂

大浴場の続きには露天風呂があり、日光の自然豊かな庭を眺めながらの入浴は、日頃の疲れを忘れさせてくれます。目の前には大きなモミジがあり、春先の新緑から秋の紅葉、冬は雪見風呂と四季の移り変りを感じる癒し空間です。夜間にはライトアップされ、昼間とは違った顔を見せる露天風呂は、遠方からもわざわざ訪れるほどの人気のポイントとなっています。

ご当地サポーターコメント
お湯は、ぬるっとした柔らかさがあり、肌がすべすべに。時間帯によっては洗い場が混みあうので、時間に余裕をもって出かけましょう。

休憩所

「交流室」と呼ばれる休憩所では、お風呂上りに畳でくつろぎながら談笑している方が多くいます。
飲食も自由なので、食堂や売店で購入した軽食を「交流室」で楽しみながら、ゆっくりと過ごすのもおすすめ。
食事処では、大きな舞茸が評判の「日光まいたけ天ぷらそば・うどん」を。味付けゆばがおいしい「日光ゆばらーめん」も人気のメニューです。

日光和の代温泉「やしおの湯」
  • URLhttp://www.mct.gr.jp/yashio/
  • 住所日光市清滝和の代町1726-4 MAP
  • バスアクセス日光駅から東武バスやしおの湯経由奥細尾行き乗車約20分、「やしおの湯」下車徒歩すぐ
  • 営業時間10:00~21:00(受付は20:30まで)
    1月2日、1月3日は正午から17:00までの営業
  • 定休日木曜日(祝日の場合は翌日休み)、年末年始(12月30日~1月1日)
  • 入場料中学生以上510円  65歳以上340円  小学生250円  乳幼児無料
    ※市民優待あり
  • TEL0288-53-6611
  • 駐車場無料
  • 温泉アルカリ性単純泉

日光駅から東照宮の方へ向かい、小倉山を上がっていくと日光の大自然の中に現れるのが「日光小倉山温泉 春曉庭ゆりん」。モダンな建物が目を引きます。

山の中にあり静けさの中、木々の揺れる音や虫の声など、心地よい自然の音に包まれた秘湯ともいえる温泉施設です。

露天風呂

お風呂は内湯と露天風呂があり、泉質はアルカリ単純泉でさらりとしていますが、加温・加水・循環のない源泉かけ流し。日中は陽光の中でゆっくりと温泉に浸かり、夜はライトアップによる幻想的な岩風呂を楽しめます。浴室には市販のシャンプーが10種類ほど用意されており、好みのシャンプーを選べるなどサービスも行き届いています。

特徴的なのが営業時間。ここ「春曉庭ゆりん」は、14時から深夜2時まで営業しているので、旅の疲れを癒すために夜遅くでも多くの温泉好きが訪れます。
入浴券は1日券となっていて、昼間に入浴したあとに観光し、その後再度入浴することもできます。
渋滞で日光への到着が遅くなってしまった時や、帰宅時に渋滞を回避したい時などには、ぜひ知っておきたい日帰り温泉施設です。

ご当地サポーターコメント
ナラの原生林に囲まれた露天風呂では、温泉入浴と森林浴が同時に楽しめます。隠れ家的な日帰り温泉です。

お酒の種類が豊富な食事処

もうひとつの見どころが、ジャズが流れる食事処「Cafe Dining Bar おぐら庵」です。
温泉施設内とは思えないほどおしゃれでモダンな雰囲気。一番人気の自家製温泉卵で作る「温泉たまごのカルボナーラ」は店主自慢の一品。ドリンクメニューも日光の地酒から洋酒まで豊富なラインナップで、おつまみや小腹を満たしてくれるメニューも充実しています。
ダイニングバーでありながらも禁煙なので、お風呂上りに臭いがつかない気遣いもポイントです。

館内を自由に歩く看板猫

猫好きファンに愛される猫店長の「モカ」と研修生猫の「チビ太」。
雑誌にも取り上げられるほどの可愛い猫たちが館内を自由に歩き回っています。
※日によっていない場合もあります。

日光小倉山温泉 春曉庭ゆりん
  • URLhttp://syungyotei.com/yurin.htm
  • 住所栃木県日光市所野2823 MAP
  • アクセス東武日光駅から車で約5分
  • 営業時間14:00~26:00
  • 定休日無休
  • 入場料800円
  • TEL0288-54-2487
  • 駐車場無料
  • 温泉アルカリ性単純泉

日光宇都宮道路大沢I.C.から車で15分のところにある「東照温泉 旅籠福田屋」。日光東照宮を詣でる宿場町として繁栄した時代に創業した旅籠福田屋ですが、時代を経た今は、源泉かけ流しの日帰り温泉施設として人気です。

泉質はアルカリ性単純高温泉で無色透明、源泉温度50℃で豊富な湯量。内湯は天井が高く、大きな窓ガラス越しに庭園を望めます。

広々とした露天風呂

日本庭園のような風情がある大露天風呂は、青緑色の「三波石」などの大岩を組んだ造り。のんびりゆったりと入浴できます。
毎年、冬至の日は2,000個以上のゆずを浮かべた「ゆず風呂」となり、先着100名にかぼちゃ粥がふるまわれます。

魚介料理も楽しめる大広間

大広間もあるので、グループや大人数での利用にも便利。女将の出身地が下北半島ということもあり、地元近海から仕入れた魚介を使った料理も楽しめます。海峡サーモン、水タコ、氷下魚(コマイ)など、日光の山里で青森の新鮮な魚介を味わえます。
その他、50℃の温泉で漬けたきゅうり(1本/100円)や、ボリューム満点のから揚げ(5個/550円)なども人気メニュー。

個室も利用できますが予約が必要です。

ご当地サポーターコメント
さらりとしたお湯ですが肌はしっとり、体の芯から温まります。食堂のから揚げは、とても大きいです!
東照温泉 旅籠福田屋
  • 住所栃木県日光市大渡642-4 MAP
  • アクセス下今市駅から日光市営バス大渡行き乗車25分、「下大渡」下車徒歩約2分
  • 営業時間10:00~22:00
  • 定休日水曜日(祝日・冬至の場合は営業)
  • 入場料600円、700円(土・日曜、祝日) 500円(17:00~)
    小学生未満無料
  • TEL0288-21-8876
  • 駐車場無料
  • 温泉アルカリ性単純泉

鬼怒川駅から徒歩5分に位置する「鬼怒川公園岩風呂」は、露天風呂が広く地元の方からも愛される日帰り温泉施設です。
岩組みが特徴的な露天風呂は、アルカリ性単純泉で肌に優しくどなたでも楽しめる温泉です。
鬼怒川の山並みを眺めながら温泉に浸るひとときはまさに至福。新緑の春先から夏の深い緑へ。秋の紅葉は、ピーク時の11月上旬頃に山一面が錦秋に染まり、息をのむほどの絶景が広がります。
冬の積雪はあまり多くない地域ですが、タイミングが合えば雪見風呂を楽しむこともできます。

2種類の内湯

内湯は男女ともに岩風呂と檜風呂の2種類を用意。趣きが違う温泉を堪能できます。大きな窓からは、露天風呂超しに景色が見え、屋内にいても開放感が得られます。
シャンプーやボディソープなどは常備され、タオルも店頭で販売。
東武鉄道鬼怒川線の「鬼怒川公園駅」から近いため、電車の旅でも気軽に立ち寄れる場所です。

ご当地サポーターコメント
自然豊かな鬼怒川公園の敷地内にある施設なので、比較的静かな環境で温泉を楽しむことができます。
日光市温泉保養センター 鬼怒川公園岩風呂
  • URLhttps://www.city.nikko.lg.jp/hujiharakankou/kankou/kinugawa/onsen/kinu_iwaburo.html
  • 住所栃木県日光市藤原19 MAP
  • アクセス東武鉄道鬼怒川公園駅下車徒歩約5分
  • 営業時間10:00~20:30(21:00閉館)
  • 定休日火曜日(祝日の場合は翌日休み)・年末(12月30日、31日)
    6月第2火曜日~木曜日(3日間)
  • 入場料一般510円  小学生250円  幼児無料
    ※市民優待あり
  • TEL0288-76-2683
  • 駐車場無料
  • 温泉アルカリ性単純泉
完全個室の露天風呂
完全個室の露天風呂

露天風呂が付いた個室で過ごせる「自然浴 離れの湯あけび」。自家源泉かけ流しの露天風呂は、檜風呂と石風呂の2つが備わり、鬼怒川の渓谷を眺めながら温泉に浸れる贅沢な空間。全10棟ある戸建ての部屋からの景色やインテリアは全て違うので、訪れるたびに変えて過ごすのも楽しみです。
湯舟の脇に、「源泉(40℃)」と「熱め(50℃前後)」と書かれた蛇口が2つあり、自分好みに温度を調節できます。

ご当地サポーターコメント
プライベート感があるので、お子さま連れでのご利用や夫婦・カップルでゆっくりと過ごしたい時にもおすすめです。

木の香りが内漂う室内

施設内に食事処はありませんが、持ち込みは可能。完全個室なのでお子様連れの方や、静かにゆっくりと過ごしたい方にもおすすめです。

女性専用の岩盤浴もあり、低温と高温の2種類から体調や好みに合わせて利用でき、リフレッシュにも最適。岩盤浴施設内には休憩処があり、飲み物も用意されているので自分のペースで過ごせます。古民家風のラウンジや、テラスには足湯があるのでゆっくり滞在できます。

自然浴 離れの湯あけび
  • URLhttp://www.akebi-onsen.com/
  • 住所栃木県日光市小佐越字原19-26 MAP
  • アクセス小佐越駅から徒歩約15分
  • 営業時間10:00~24:00
  • 定休日不定休
  • 入場料1室1時間3,800円(利用時間による)
  • TEL0288-76-0350
  • 駐車場無料
  • 温泉弱アルカリ性低張性温泉
国立公園内にある秘湯
国立公園内にある秘湯

奥鬼怒温泉からさらに山深い場所にある「加仁湯」。この温泉の位置する地域は国立公園内にあたるため、途中から一般車両では進入できないという不便さはありますが、ぜひとも訪れたい秘湯です。日帰り温泉を楽しむには、女夫淵温泉(めおとぶちおんせん)までバスや自動車で行き、そこから整備されている約4.5㎞のハイキングコースを歩いて訪れることができます。
宿に着いたらさっそく名湯の湯めぐりへ。内湯や露天風呂、貸し切り風呂のすべてから、原生林が目の前に迫る野趣あふれる景観が一望できます。特に第二露天風呂からは正面に滝が望め、その清涼感たっぷりの風景に心が洗われます。

特徴を持った5つの源泉が楽しめる

野趣あふれる露天風呂
野趣あふれる露天風呂

1分間にドラム缶2本分(300ℓ強)もの湯量を誇る「加仁湯」の5つの源泉。にごり湯の「黄金の湯」や保温効果の高い食塩が主成分の「岩の湯」、なめらかな湯が肌に心地よい「たけの湯」など、それぞれに特徴があります。その変化に富んだ温泉を一か所で堪能できるのが混浴露天風呂の「ロマンの湯」。小さな仕切りで区切られた4つの湯船で、各源泉の湯に浸かることができ、湯船の温度もぬるめから熱めまで用意されていて、好みの湯加減で入れるよう配慮されています。標高1,350mにある同宿は、真夏でも下界と比べ8〜9度温度が低いため、気持ちよく入浴を楽しむことができます。
日帰り温泉は9時~15時までの営業なので、余裕を持って到着できるよう早めに出発しましょう。

ご当地サポーターコメント
鬼怒川温泉の更に奥地、まさに秘湯というのがふさわしい場所です。露天風呂では、対岸の屏風岩を望むダイナミックな景観を楽しめます。
加仁湯
  • URLhttp://www.naf.co.jp/kaniyu/
  • 住所栃木県日光市川俣871 MAP
  • アクセス今市ICから女夫渕まで車で約1時間30分、女夫渕温泉市営駐車場から徒歩で約1時間20分
  • バスアクセス鬼怒川温泉駅から日光市営バス女夫渕温泉行き乗車約1時間35分、終点下車徒歩約1時間20分
  • 営業時間9:00~15:00
  • 定休日不定休
  • 入場料大人800円 小学生500円
  • TEL0288-96-0311
  • 駐車場無料(女夫渕温泉市営駐車場)
  • 温泉含硫黄ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉など

観光を楽しんた後は、温泉宿でくつろぎのひとときはいかがでしょうか。星野リゾートの温泉ブランド「界」は、栃木県内で3軒の旅館を運営しています。里山の風情豊かな「界 川治」、とちぎ民藝を散りばめた「界 鬼怒川」、中禅寺湖の絶景を望む「界 日光」。ぜひお気に入りの宿をみつけてください。

渓流沿いの露天風呂に浸かり、里山の知恵を体験する

「里山工房」では大豆を石臼を挽くきなこ作り(無料)や、和紙の手漉き体験(無料)が楽しめる
「里山工房」では大豆を石臼を挽くきなこ作り(無料)や、和紙の手漉き体験(無料)が楽しめる

都内から電車で2時間半、川治温泉郷にある里山風情ただよう温泉旅館です。男女各2か所の露天風呂では渓流のせせらぎの音を聞きながら、贅沢な湯浴みを堪能できます。
「界 川治」では里山の日常生活に根付いた知恵を楽しめます。敷地内には水車小屋があり、仕組みを見学できます。館内では、石臼で挽くきな粉づくり(無料)や紙漉き(無料)などの体験も。客室は、栃木県鹿沼地方で栽培されている麻を使用した「野州麻紙の間」をご用意。麻紙の温もりに包まれた空間でくつろぎのひとときを過ごせます。
お食事は、猪肉のジビエ料理など、里山を感じさせる会席料理をお楽しみください。

界 川治

モダンな温泉宿で、とちぎ民藝に親しむ

毎晩開催の「益子焼ナイト」(無料)では、「益子焼マイスター」が器の楽しみ方を楽しく紹介
毎晩開催の「益子焼ナイト」(無料)では、「益子焼マイスター」が器の楽しみ方を楽しく紹介

鬼怒川温泉駅から車で約5分。鬼怒川渓流に面した小高い丘の上に佇む温泉旅館です。スロープカーで辿り着くエントランスホールには、益子焼でできた水琴窟からの柔らかく澄んだ音がこだまします。館内のいたるところで、栃木の伝統工芸品「益子焼」「黒羽藍染」「大谷石」が使われており、民藝に縁の深い土地ならではのおもてなしが感じられます。
中庭に面した露天風呂では、四季折々の美しい景色を眺めながら湯浴みを楽しめます。客室は、全室が「とちぎ民藝の間」となっており、伝統工芸を散りばめた空間でくつろぎのひとときを過ごせます。
お食事は、約800℃に熱した焼き石を使ってお客様の目の前で料理を仕上げる「龍神会席」をご用意。ダイナミックな味わいをご堪能ください。

界 鬼怒川

中禅寺湖の絶景を望む温泉で、日光の文化に触れる

客室は全室が60㎡以上のゆとりのある贅沢な造り。ほぼ全ての部屋から中禅寺湖と男体山を望むことができる
客室は全室が60㎡以上のゆとりのある贅沢な造り。ほぼ全ての部屋から中禅寺湖と男体山を望むことができる

日光駅からバスで約40分。奥日光の入り口に位置し、中禅寺湖のほとりに佇む温泉旅館。中禅寺湖は標高約1,300mと日本一標高の高い湖として知られ、夏でも約 20℃と過ごしやすいことから、避暑地として親しまれてきました。
界 日光は3,000坪の敷地に33室だけのゆとりある贅を尽くした造り。日光東照宮をはじめとする社寺を中心に発展した建具「鹿沼組子」を客室やロビーに取り入れています。温泉は、アルカリ性の単純泉。体に優しく、長湯をしても疲れにくいので、何度も温泉を楽しめます。お食事は「日光湯波」を華やかな日光彫の器に盛り付けた会席料理をお召し上がりいただけます。
滞在を通じて、美しい景観を楽しみながら、日光の地が育んだ雅で華やかな文化に触れることができます。

界 日光
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。